funukekunの日記

日々のつぶやきを書きます

同族嫌悪

 私は私に似た人が苦手だ。似た人というのは性格や性質のことを言っている。なぜ私は同族嫌悪をするのだろうか。

 まず一つは自分のことが好きでないからだろう。正直言って自分の事はそんなに好きではない。私は私を声が大きいだけの馬鹿だと思っている。私はそういう人が嫌いだ。波長が合わない。だから同族は嫌いなものとしてしか取ることが出来ない。

 二つ目にアイデンティティの保護がある。私は馬鹿であり、声が大きいという事で私という個人を社会の中で保ち、周りと馴染みすぎないようにしている。馴染みすぎてしまえば、もうそれは個人でなく社会だ。私は個人がなくなることが怖い。だから同じような特徴をしている者がいたら、その人によって私という個人が潰されてしまうのではないかという恐怖を感じているのだと思う。恐怖から離れたいという願望が嫌悪として出てくる為に同族嫌悪をしているのではないかと思う。

 主にこの二つであろうか。同族嫌悪をしていると、人生の半分程を損している気がする時がある。というか多分してるんだろう。でも私はこれからも同族嫌悪をしていくんだろうな、思った。