funukekunの日記

日々のつぶやきを書きます

雑談

雑談は楽しい。聞き手に回るも話し手に回るも然りだ。私は、雑談してくれと言われたら1時間以上話し続ける事ができる。相手の返答があろう事なら、その返答の中から話題を紡ぎ出せる。一定のテーマに捉われず素早く切り替わる話題の変化の様子を辿り直してい…

趣味

趣味でやっている事を本気で学んで見ろという人がいる。好きこそものの上手なれ、という事なんだろうが少なくとも私にはそれが一生出来ないだろうなと思う。 私にとっての趣味は勉強中の息抜きであり、趣味まで勉強の一つにしてしまったらそれはもう趣味では…

功利主義と反出生主義の関係に関して

反出生主義は、出生という行為を非難する論である。 功利主義は、最大多数の最大幸福を求める論である。二つの論の中には一見つながりのないように見えるが、私はこの二つには根本的な部分でつながりがあるのではないかと推察する。 反出生主義というのは、…

希死念慮の根源

私はなぜ死にたいのか。何気なく考えていると、ふと一つの考えが浮かんだ。それは自分がいる事により周りが不幸になるということ(もしくはそう思っている、思い込んでいる)と、功利主義的な考えを持っていた為であると言うことだ。 私は他人に幸福であって…

「無知は罪」の補足

「無知は罪」に関して。実際の例を述べよう。例もない説は詭弁である。 例えば、薬品の名前だけ聞いて安易に怖がる人は多い。過酸化水素水と聞くと危ない!と言うが、オキシドールと言えば何ともなく使っている。オキシドールは3%程の濃度の過酸化水素水であ…

人生の始まり

人生の始まりは何処なのだろうか。終わりはわかる。多分死だ。だが始まりは何処なんだろうか。受精した瞬間?でもその時にはまだ人とは言えないのではないか?ただのIPS細胞に過ぎない。生まれた瞬間?私はその瞬間の記憶がないし、私が語る人生とはそれじゃ…

春の夜の夢

夢はいつでも逃げ場の一つとして存在していた。私はそれを儚くも揺るがないものだとして安心しきっていた。苦しい時もとりあえず寝ればどうにかなるんだと。ただ夢は酷く不安定なもので、時として私を攻撃してくる。何ともない日の夜に見た夢で脂汗をかかさ…

日本人は記録好き

日本人は記録好きだと言う。 昔どこかで見た本に、ずっと昔の犬がかわいいだとか、隣の人と喧嘩しただとかそう言う感じのくだらない日記が未だに残っていると言う事が書いてあった。 ブログが溢れかえっている現代を見ると、日本人の記録好きは未だ続いてる…

「エモい」

幼少期から「すごい」という言葉を感想として使うのに抵抗があった。「動物園にゾウがいてすごかった」「まじであれ凄くない?」等の用法の「すごい」の事だ。すごいという言葉は、感情の程度を表す言葉だから、それを感想として用いるのはおかしいと心の底…

私を形成するのは誰なのか

私は他人に言われた特徴を個性として使っている。それ故、時に自分が非常に空虚な存在に感じられる。今存在している私は、他人に望まれた自分なのであろうか。それとも自分が作り出した自分なのだろうか。私はもしかしたら他人がいなければ殻しかないような…

無知は罪であるのではないか

無知であるという事は非常に罪深い事だと思う。 子供ならば仕方がない。(正直子供も仕方ないで括っていいのかと聞かれればそうではないのだが)子供はまだ学んでいないことも多く、これから学習する余地が十分にあるからだ。しかし、大人になってまで無知で…

人類は自傷的

「恋をする」という行為において、人類は非常に自傷的だと思う。 恋をして、生涯を共にする人間を見つけようとする行為は動物としての本能であり、全くもっておかしい事ではない。その上での失恋で悲しむことも自然な事だ。 私が注目しているのは、所謂「推…

なぜ自分はAIでないのか

私はなぜ自分がAIで無いと思って生きているのか。以前の話で、私には文章を書く脳しか無いと言う事を書いたと思うが、考えてみればそれはAIと同じではないか?問いかけられた疑問に対し答えを作成して文章を生成する。たまに手が止まってまた考え直す。AIも…

アルゴリズムの感情

アルゴリズムによって生み出された思考に感情は宿るのであろうか。 アルゴリズムとは問題解決をするための方法や手段のことであり、AIはこれを利用して人との会話のようなものを成り立たせたり、人々の疑問を解決したりしている。 もし仮に彼らが感情を持っ…

「不明」の美学

よく正月に流れている「さくら」は作者不明の作品である。単純なメロディーとどことなく柔らかさのある歌詞には、日本独特の美しさを感じる。ただ、この曲の美しさを語る上でこの曲の作者が不明であるが故の美しさを感じないだろうか。なぜだろう。 人はわか…